あまいるの会の仲間会長は、以前から県に陳情書を上げていました。その内容は「支援学校の看護師が行える医療行為の拡大と、看護師を正職員として配置すること」
酸素吸入が必要、または呼吸器が必要なお子さんが支援学校に通う時、看護師の行える医療行為の幅を超えているとして、親の付き添いが絶対でした。
その事について、県にそのような取り組み体制を変えるよう要望を出していたのです。
以下、新聞記事をご参考ください
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琉球新報
医療ケア児 就学保障を あまいるの会、県議会文厚委で訴え
くらし 2017年05月20日
参考人質疑で、医療ケアの必要な子どもたちが安心して就学できる環境の整備を求める「あまいるの会」の仲間久美子会長(中央)と娘の百恵さん(右)=19日、県議会
県議会文教厚生委員会(狩俣信子委員長)が19日、開かれ、「医療ケアを必要とする子どもと親の会あまいるの会」の仲間久美子会長が参考人として出席した。仲間会長は医療ケアが必要な子どもに配置される看護師の医療ケア行為の拡大を求め、安心して就学できる環境を整えるよう訴えた。
仲間さんの娘の百恵さん(6)は、脳の形成障害「滑脳症」と診断され、車いす生活を送る。4月に特別支援学校に入学した。医療ケアが必要な子どもが就学する場合、看護師が配置されるが、看護師が行える医療ケアが限定されていることから、保護者の同伴がなければ、支援学校への就学が困難となる現状がある。百恵さんの場合は、仲間さんが仕事を休む週2回の午前中のみ、通学している。
仲間さんは「看護師が行える医療行為を拡大すれば、同伴する親の負担も軽減される。だが、県の特別支援学校の看護師設置規定では、配置される看護師は嘱託で、最大3年間のみしか働けない」と指摘し、看護師が行える医療ケアを拡大するだけでなく、看護師を正職員として配置することなどを併せて求めた。
また、看護師の配置が4月に間に合わない現状があることから、就学前から保護者の要望を聞き取るなど情報をやりとりして配置を行ってほしいとの意向を示した。
文部科学省の「2016年度小・中学校における医療的ケアに関する調査」結果によると、県内で医療的ケアが必要で特別支援学校などに就学している児童生徒数は138人。対して配置されている看護師数は26人だった。仲間さんは「看護師1人当たりの負担も重いと感じる」と訴えた。
引用元↓
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-499464.html
行動を起こした結果、今では娘の百恵ちゃんは親の付き添いなしで支援学校に通っています。
しかし、まだ看護師の正職員配置の方は実現しておらず、これからもあまいるの会活動を通して県の方に要望していく予定です。