あまいるの会の8月座談会は、ドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々」東日本大震災と障害者のDVDをあまいるの会メンバー&ゲストの方であさひっこ保育園にて上映会を行いました。
http://www.j-il.jp/movie/sale.html
「逃げ遅れる人々」公式HP↑
「逃げおくれる人々」はあまいるの会が購入したDVDで、2011年3月11日に起こった東日本大震災で障がいのある人が直面した問題を題材にしたドキュメンタリーです。周りの人に気遣い障がい者が自らの意思で避難所へは行かず安全を保てない状況、福祉施設へ頼らざるを得ない方がいるなか支援する人々の問題や行政との関係性など、障がいを持つ本人や家族のみならず、一般の方、特に地域の福祉関係者、行政の方々にも見ていただきたい内容となっていました。
これは個人的な感想ですがもしも今、震災が起こったら??自分自身や地域、行政が震災対策として準備しているもののなかでいくつの事柄が正常に機能するのだろうか?もしも「今」なら、このDVDで見た状況となんら変わらない道を歩む事になるのではないか。しかし、大震災のなか障がい者や支援する方々が直面する問題を理解し話し合いを進めることで幾つかの問題は回避できるかもしれない。各方面でバラバラでは意味がなく互いに情報を共有し協力し合うことが一番大切であるように思います。
現状はあまいるの会メンバーのみならず、障害を持つ本人や家族は震災が起こった時どうしたら良いのだろう?と不安を抱えつつも一体何をしたら良いのか分かりませんし、手を差し伸べてくれる場所はありません。実際は有るのかもしれないけど、多くの障害者・児家族はそれを知らないのです。
昨日、9月1日は防災の日でした。沖縄本島で活動しているボランティア団体「らいおんはーと」の皆さんも震災が起きた時の不安を訴え、行政側も体制を整えてもらえるようにと働きかけている事等がニュースで取り上げられていました。
詳しい内容はコチラ↓
http://www.qab.co.jp/news/2016090183166.html
合わせてみて頂ければ幸いです↓(リンク先に動画があります。音量にご注意下さい)
https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-348319.html
https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-348523.html
いつ震災が起きても対処できるように、早急に解決するべき問題であることは間違いないですね。